軽減税率導入後の初めての消費税の申告をしました

お問い合わせはこちら

ブログ

軽減税率導入後の初めての消費税の申告をしました

2019/12/20

南森町の税理士の美藤直人です。

2019年10月1日から消費税率が10%への増税が行われ、食品等には軽減税率8%が導入されることになりました。

私は10月決算会社の顧問先があるため、本日、軽減税率適用後の消費税の電子申告もしましたが、今回の複数税率の導入によって、消費税の申告書だけではく、付表の枚数も増えたことに気づきました。仮払いと仮受けの消費税は会計ソフトが集計してくれるので、消費税の申告書作成自体はそれほど苦労しないのですが、新税率の10%、旧税率の8%のほか、軽減税率の8%を区分して会計ソフトに入力する必要があり、会社の経理を担当されている皆様には業務が煩雑になり、ご苦労されていると思います。

所得の低い方への政治的な配慮は必要ですが、その配慮が消費税の軽減税率導入なのかと言われると、個人的には疑問に感じざるを得ないです。食品だけでなく、なぜ、定期購読している新聞も軽減税率の対象なのかなと思いますね。

 

お気軽にお問い合わせください